2018.12.07
インフルエンサーで宣伝!4種のマーケティング成功事例
目次
商品やサービスを効率的、かつ爆発的に普及させる手法の一つにインフルエンサーマーケティングというものがあります。
インフルエンサーマーケティングとは、周囲の人間の行動や購買意欲に強い影響力を与えるインフルエンサーと呼ばれる人物に、拡販したい商品やサービスを紹介、使用してもらい、その評価をみた周囲の人間に行動を促すマーケティング手法をいいます。
近年はSNSの普及により、このインフルエンサーマーケティングが効率的に使用され、大きな実績をあげていることは有名な話です。
ここでは、実際にどのようなSNSを使用してインフルエンサーマーケティングを展開しているのかを実例を踏まえて紹介していきます。
Twitterを利用したマーケティング事例
インフルエンサーマーケティングの事例として、まず取り上げたいのがTwitterを利用した手法です。
Twitterは140文字以内で好きなことをつぶやくアプリとして人気を博していますが、このTwitterはインフルエンサーマーケティングとはとても相性のいいツールとなります。
Twitterのインフルエンサーマーケティングで重要なポイントは、つぶやく人に対し、フォローやフォロワーが存在することです。
フォローとは、気になる人のつぶやきを自分のTwitter上に自動的に表示させる機能で、フォローを行う人をフォロワーと呼びます。
つまり、このフォロワーが多い人ほど、影響力が強い人です。
そして、影響力が強ければ強いほど、インフルエンサーとしての特徴を有します。
簡単な例でいうと、芸能人がいい例です。芸能人には多くのファンがいます。
そして、そのようなファンは、自分が応援している芸能人のつぶやきが気になるので、その芸能人のTwitterをフォローします。
仮に10000人のフォロワーがいる芸能人に、指定の商品を動画や投稿で紹介してもらった場合、瞬時に10000人のTwitter上にその商品がPRされます。
そして、ファンであるフォロワーは、憧れの芸能人が紹介した商品に興味をもったり、実際に購入したりする人もいるはずです。
実際の事例として、メルカリが人気ユーチューバーであるテオくんにTwitterを利用した宣伝を依頼したところ、1000件を超えるリツイートがありました。
どぉも
スィオでth!!
今日もいっちょやってみっか✋https://t.co/0C8qJ2zm48#メルカリ #バーコード出品チャレンジ #PR pic.twitter.com/CHP2tOfU6Y— テオくん@幸せ者 (@teokun711) 2018年9月28日
このリツイートとは、投稿されたつぶやきを自分のTwitter上でさらに投稿することです。
このリツイートにより、宣伝がさらに拡散され、より多くの人の目につくことに成功しました。
これもテオくんというインフルエンサーが行動をおこしたことによる効果です。
Facebookのインフルエンサーを活用した成功事例
Facebookは世界最大のSNSですが、日本ではFacebook上のインフルエンサーはほとんどいません。
これはFacebookの特徴が大きく関係しています。
Facebookは、基本的に実名登録がルールです。
他のSNSではハンドルネームで、ゆるいつながりを広げていくのがメインの使用方法ですが、Facebookは実名登録がルールである以上、つながりもリアルに親交のある人どうしが集まります。
そのため、拡散力が弱く、拡散しても身内に向けた宣伝になりやすいことが特徴です。
しかし、世界ではFacebookを利用したインフルエンサーマーケティングは盛んで、有名モデルや有名ブロガーを利用してインフルエンサーマーケティングを展開しています。
Facebookを利用したインフルエンサーマーケティングの実例として、シンガポールのファンケルが、有名ブロガーなどに依頼し、ファンケルの化粧品を利用した結果や感想などをFacebook上に投稿することを依頼しました。
※1例です。
すると、実に7700万件以上の「いいね」を獲得しており、インフルエンサーマーケティングの破壊力を実証しています。
YouTubeの動画配信で宣伝効果を得た事例
インフルエンサーマーケティングでもっとも効果の高い媒体の一つとして挙げられるのが、YouTubeです。
YouTubeは他のSNSとは違い、動画がメインになります。文字を読む必要がほぼないため、利用者もストレスなく長時間視聴できるのが特徴です。
現在は、ユーチューバーと呼ばれる動画配信で収入を得ている人もいますが、このような人たちが典型的なインフルエンサーといえるでしょう。
実際に企業などは、このようなインフルエンサーに対し、自社の商品やサービスを動画で紹介してくれるように依頼していることも少なくはありません。
有名な事例としては、玩具メーカーのバンダイが人気ユーチューバーのはじめしゃちょーに最新型「たまごっち」の宣伝を依頼したところ、たまごっちを100個育てるという、誰も考えつかなかった発想を動画で公開し、800万回を超える再生回数を記録しました。
インスタグラムのマーケティング成功事例は?
インスタグラムは写真に特化したSNSです。
インスタ映えという言葉が生まれているように、いかにインスタグラムでよく見られる写真を撮影できるのかが肝になります。
写真という特性上、特に若い女性などは、インスタグラムに登場するインフルエンサーの服装に注目をしており、インフルエンサーもその点を意識して、ファッションやメイクをインスタグラム上に公開しているのが特徴です。
また、最近ではファストファッションをいかにおしゃれ、かつ可愛く見せるのかに特化した投稿を行うインフルエンサーも増えています。
具体的な事例としては、藤井朋子さんがユニクロのブラトップという難しい商品を写真で綺麗に表現させてみせたり、モデルの横田ひかるさんによるフレッドベリーの紹介は、同年代の女子の心を掴み、古川貴絵さんがDiorのコスメを持って写真をアップさせると、古川さんに憧れる女性がそのコスメを特定しようと、古川さんのコメント欄に問い合わせが殺到したという事例があります。
SNSの特色を理解した上でマーケティングするのがコツ!
ここまで、SNSを利用したインフルエンサーマーケティングに関して説明を行ってきました。
インフルエンサーマーケティングは、成功すると少ない労力や費用で爆発的な宣伝効果や経済効果を得ることが可能です。
これをインターネットの世界では「レバレッジ」をかける、と言って、小さな力で大きな物を動かす「テコの原理」に例えられます。
しかし、インフルエンサーにSNSでの紹介をただ頼めばいいいうことではありません。Twitterなら短い言葉で伝わるもの、YouTubeなら動画でインパクトを与えるもの、といったそれぞれの特色にあった商品やサービスを選定しなければ、どんなにいい商品を紹介しても、そのよさを引き出すことは難しいでしょう。
また、インフルエンサーも得意としている魅せ方があります。
それが動画なのか、言葉なのか、それとも写真なのかという、インフルエンサーの特性も見極める必要があります。
インフルエンサーマーケティングは、少ない力で大きな爆発力を得ることが可能ですが、そこまでいくには、事前のリサーチと特性の理解が何よりも重要になることは理解しておくべきです。

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