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2018.12.28

インフルエンサーマーケティングのメリット3選


今回はインフルエンサーマーケティングのメリットについて、「CVの向上」「情報の拡散」「目新しいコンテンツ」という3つの視点でまとめました。

モノが売れないと言われる現代にあって、商品・サービスの販促やブランディングなどへの貢献が期待できるインフルエンサーマーケティングのメリットを知っておくことは、Webマーケティング担当者はもちろん、企業・個人問わず経営者の方にも有用なのではないでしょうか。

インフルエンサーマーケティングの必要性


テレビ離れが言われ始めて久しいですが、ネットではその原因のひとつにCMが挙げられほどユーザーの広告への拒否感が強くなっています。
このような状況を打開するためには今までとは違った販促やブランディングのための戦略が必要とされ、その具体的な手法として、インフルエンサーマーケティングが注目されています。

1.CVの向上が期待できる


 インフルエンサーは、もともと自主的に自らのライフスタイルなどを発信をしている場合がほとんどです。
そのため、その情報に能動的に接触するフォロワー(ファン)たちは、インフルエンサーが「商品の販売を目的として自身に接触している」という認識は他のマーケティング手法に比べると低いです。

むしろ「(感覚の部分も含めて)自分に何らかのメリットを与えてくれる人物」と肯定的に理解しているといって良いでしょう。
このような信頼関係があるがゆえに、広告への拒否感の回避して商品の購入やサービスへの申し込み、資料請求といったCVに結びつきやすいのが、インフルエンサーマーケティングの大きなメリットのひとつです。
逆説的に、あまりに商品が全面に出てフォロワーたちが「消費者」として扱われていると強く感じた場合、インフルエンサーマーケティングは失敗する確率が高くなると考えられます。

2.情報の発信・拡散が比較的安価に行える


インフルエンサーを評価する基準のひとつに、InstagramやTwitterといったSNSのアカウントにどれくらいのフォロワーがいるかを確認する方法があります。
日本のTwitterに限ってみても100万人以上のフォロワーを持つアカウント(※1)が多数存在し、中には500万人を超えるフォロワーから支持される芸能人もいます。

多くのフォロワーを持つインフルエンサーの発信力はそれだけでもたいへん魅力的ですが、情報がバケツリレーのように伝播されるSNSの特性を考えると、その拡散力とスピードにおいても他のメディアにはないメリットが十分に存在すると言えます。
さらに各種SNSがアカウントを作成するだけで無料で運用可能のも、費用面におけるメリットとして見逃せないポイントでしょう。

※1 アカウントは必ずしも個人だけではなく、企業や団体の場合もあります。
※2 1人で複数のアカウントを持つことができるため、フォロワー数が正確な人数とは言い切れません。
※3 日本でTwitterのフォロワー数が最も多いのはお笑い芸人の有吉弘行氏で、約700万人のフォロワーがいます。

3.目新しいコンテンツが生まれる可能性がある


必ずとは言い切れませんが、インフルエンサーマーケティングのメリットとして忘れてはならないのが、自社では思いつかないような目新しいコンテンツをインフルエンサー自身が生み出してくれることにあります。
いわゆる「バズる」コンテンツはときに予想以上の注目をあびることもあり、費用対効果の面からも十分にインフルエンサー起用の恩恵を与えてくれます。

このメリットを十分に享受するためには、インフルエンサーの個性と自社のイメージや起用の目的とを考慮して、キャスティングを入念に行う必要があります。
また、実際のコンテンツ製作においても、インフルエンサーの自由してもらえる部分と、発注者側が抑制する部分とのバランスが非常に大切になります。

インフルエンサーマーケティングを効果的に行うためには、インフルエンサーの魅力だけでなく、発注側のディレクション能力も必要とされることを覚えておきましょう。

まとめ

今回は、インフルエンサーマーケティングのメリットについて3つポイントをまとめました。
インフルエンサーの魅力を十分に活用しながら、ぜひ製品・サービスの販売促進やブランディング、自社の認知向上などにお役立てください。

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