2018.10.10
Instagram活用のために!企業が利用できる広告とは?
目次
instagramは若者を中心に多くの人に利用されているSNSで、日本の2018年3月時点でのユーザー数は2000万人にも上るとされています。
「インスタ映え」という言葉に象徴されるように、ビジュアル面に特化しているinstagramでは、企業の広告を掲載することが可能です。この広告機能をうまく利用することができれば、instagramの利用者数の多さから非常に高い宣伝効果が期待できるでしょう。
今回は、instagram広告の特徴やその使い方について詳しく解説します。
instagram広告にはどんな特徴がある?
instagram広告の特徴は、facebook広告と同じように、ユーザーのフィード上に広告を表示させることができるという点です。他のユーザーの投稿の中に広告が挟み込まれる、いわゆるインフィード広告となるので、違和感なくユーザーに見てもらうことができます。広告として投稿できるのは画像だけではなく、動画やカルーセル形式であっても問題はありません。なお、カルーセル形式とは横にスクロールすることで複数枚の画像を見せられる投稿形式のことです。 また、多彩なターゲティングができるということもinstagram広告の特徴の1つでしょう。
instagramは2012年にfacebookの傘下に入りました。そのため、両者は多くの点で共通したサービスを展開しています。広告事業もその1つで、instagram広告ではfacebook広告と同様の細かなターゲティング設定を利用することができます。ターゲットの地域や年齢、性別などの基本的な設定はもちろん、学歴や趣味、子供の年齢などの詳細な設定まで行えるのです。既存の顧客データを利用して狙うべきユーザーを抽出する、カスタムオーディエンスという機能もあります。これらのターゲティング機能によって、自社がターゲットとするユーザーに対して確実に広告を届けることができるでしょう。
instagramで利用できる広告は4種類ある!
instagram広告には、写真広告や動画広告、カルーセル広告、ストーリーズ広告という4つのタイプがあります。
写真広告は1つの投稿につき1枚の画像を表示させるというもので、もっともオーソドックスなタイプだといえるでしょう。画像のフォーマットは正方形、あるいは横長か縦長の長方形という3種類から選ぶことができます。写真広告を利用するときの注意点としては、内容がシンプルなだけにユーザーの気を引くクリエイティブな画像を使う必要があるという点でしょう。
動画広告ではユーザーのフィード上に動画を表示させることになります。選択可能な動画のフォーマットは正方形か横長の長方形の2種類です。2016年から2017年の間に、instagramではユーザーの動画視聴時間が80%増加したというデータもあります。そのため、動画広告は使い方によって大きな効果が期待できる広告タイプだといえるでしょう。
カルーセル広告では複数枚の画像をカルーセル形式で表示させることができます。画像のフォーマットは正方形のみで、枚数は3枚以上10枚未満です。facebookでもカルーセル広告を出稿することができますが、ビジュアル面に特化しているinstagramではより高い訴求力が期待できるでしょう。
4種類の広告のうちで、特にinstagram独自のタイプだといえるのがストーリーズ広告です。instagramのストーリーズとは、24時間経つと自動的に消滅する動画や画像を投稿できる機能のことです。気軽に日常の1ページを切り取ってシェアできることから、多くの人に利用されています。ただし、広告の場合は24時間で消えるということはありません。フォーマットがフルスクリーンのみで強いインパクトを与えられる広告タイプなので、効果的に活用するとよいでしょう。
instagramの広告表示にかかる費用項目
instagramの広告費用は課金形式で、4つのタイプから選ぶことができます。
1つ目がCPMで、これはインプレッションの数に応じて支払い額が決定するというものです。具体的には、ユーザーのフィード上に広告が1000回表示されるたびに料金が発生することになります。CPMは商品やブランドの認知拡大を目指すときに適した課金形式だといえるでしょう。
2つ目のCPCは、ユーザーによって広告のリンクがクリックされるたびに料金が発生するというタイプです。ユーザーが実際にアクションを起こさない限り広告費用はかからないので、費用対効果の高い課金形式だといえます。
3つ目のCPIはアプリを宣伝する際に用いられる課金形式で、アプリがインストールされるたびに料金が発生するというタイプになります。CPCよりも確実に利益に繋げられる反面、アプリの広告にしか利用できないという制限があります。
4つ目のCPVは、動画が再生された秒数に応じて料金が発生するかどうかが決まるというタイプです。すなわち、広告に載せた動画が合計で10秒以上再生された、あるいはほぼすべて再生された場合にのみ料金が発生することになります。当然のことですが、CPVは動画を用いた広告にしか利用できない課金形式です。instagramでいえば、動画広告かストーリーズ広告の場合のみ利用できるということになるでしょう。
広告をinstagramで出稿する方法は?
instagramで広告を出稿するときは、まずはマーケティングの目的を選び、キャンペーンの作成を行います。
次に、広告を出稿するアカウントの設定をしましょう。それが終わったら、広告のターゲットと配置、予算や掲載期間を詳細に決めていきます。なお、配置の初期設定では広告がfacebookにも投稿されるようになっているので、instagramのみに投稿したい場合はあらかじめ編集しておきましょう。
それから、具体的な広告の作成作業を行います。アイデンティティではinstagramのアカウントを選択し、カルーセルやシングル画像などの形式を決定します。そして、テキスト文やリンク先のURLなどの設定を行えば広告作成は完了です。
最後に、「公開する」を選択して広告を出稿します。これがinstagramに広告を出稿するときの一連の流れとなります。ちなみに、instagramのアカウントがなくても広告を出すことは可能です。しかし、ユーザーのコメントに対する返信やコメントの削除ができないので、アカウントは作成しておいたほうがよいでしょう。
instagramで広告の出稿をしてみよう!
instagramでは手軽に広告の出稿を行うことができます。また、facebook広告と同様の詳細なターゲット設定が利用できるので、ビジュアルを重視しつつターゲット層を意識した広告作りが行えるでしょう。事業拡大や売上の向上を目指すのであれば、インフィード広告として効果的に宣伝ができるinstagramの広告を積極的に利用していきましょう。

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