2020.01.08
【お花見編】Instagramキャンペーン・PR事例まとめ
目次
日本の春といえば桜。そして日本の春といえば、これを楽しむ「お花見」です。日本では桜の開花と共に、全国各地で花見客による賑わいをみせます。
現代において、ピンク色に美しく咲く桜は春を代表するフォトジェニックとして、Instagramユーザーを中心により一層愛されるようになりました。そのため毎年このお花見シーズンには、Instagram上でも美しい桜やお花見の楽しい様子を写した投稿で大いに賑わいます。
これに合わせて近年では、企業や店舗によるお花見をテーマにしたInstagramキャンペーンが目立つようになりました。
そこで今回は、『お花見をテーマにしたInstagramキャンペーン・PR事例』をご紹介・解説します。ぜひとも本記事をご自身のキャンペーン企画に役立ててください。
【お花見編】Instagramキャンペーン・PR事例①
日本盛チアーズボトル お花見アンバサダーキャンペーン (日本盛株式会社)
日本盛チアーズボトル お花見アンバサダーキャンペーン (日本盛株式会社)
参考URL:お花見アンバサダーキャンペーン|日本盛 生原酒ボトル缶
はじめにご紹介するのは、有名酒造メーカー「日本盛株式会社」が行ったInstagramキャンペーンです。
このキャンペーンの内容は、「お花見での乾杯シーン」を撮影した写真に指定のハッシュタグをつけてInstagramに投稿するというものです。
ハッシュタグは「#チアーズボトル」「#日本盛」「#乾杯アンバサダー」「#お花見アンバサダー」の4つが指定されました。
このキャンペーンは「アンバサダー (大使) 」を募るという点で他のInstagramキャンペーンとは大きく異なっています。
”アンバサダー”、つまり「日本盛大使」を抽選により30名選出し、一定期間 (1ヶ月間) Instagramで自社製品に関する投稿を依頼するという珍しい形態で展開されました。
このとき、アンバサダーに選ばれた30名には「生原酒ボトル缶 本醸造・純米吟醸・大吟醸」10本セットが贈られました。そしてアンバサダーはこれらを素材にした写真に、指定ハッシュタグを付けて投稿。「就任期間」は1ヶ月間で、この間に最低1回以上投稿することになりました。
本キャンペーンは「アンバサダーキャンペーン」という形態の性質上、キャンペーン効果減少のリスクが高いことは否めません。そのリスクは以下の通りです。
アンバサダーとなった人が約束を果たしてくれない (製品だけ受け取って投稿してくれない)
1ヶ月間の間に1度しか投稿してくれない (最低回数のみの投稿)
こうしたリスクを抱えながらも、”参加者を信頼して委ねる”というユーザーに寄り添ったキャンペーン内容なっています。
また、このキャンペーンは「自社製品の宣伝を参加者に実行させる」という、企画の目的を包み隠さないオープンな事例ともいえるでしょう。
【お花見編】Instagramキャンペーン・PR事例②
阪急電鉄 Instagram 花見フォトコンテスト (阪急電鉄株式会社)
阪急電鉄 Instagram 花見フォトコンテスト (阪急電鉄株式会社)
参考URL:花見フォトコンテスト-Instagram-|阪急電鉄
続いてご紹介するのは、大阪府の大手私鉄「阪急電鉄株式会社」が行ったInstagramキャンペーンです。これはそのタイトルにもあるように、フォトコンテスト形式のキャンペーンとなります。
本キャンペーンでは、「阪急電鉄 とっておきの花見スポット」というテーマに沿った写真が募集されました。
このキャンペーンの参加方法は、テーマ写真にハッシュタグ「#阪急さくら」をつけて投稿するだけという非常にお手軽なキャンペーンであることが大きな特長です。
審査で選ばれた最優秀賞 (3名) には「阪急電車オリジナルグッズセット」、優秀賞 (10名) には「阪急阪神1dayパス」が賞品として贈られました。
最優秀賞、優秀賞に選ばれた投稿はどれもキャンペーンテーマを見事に捉えた素敵な写真ばかりでした。
美しい桜と自社の車輌が絶妙にマッチングした作品は自社のイメージアップに繋がります。これに加え、賞品内容も自社に関わるものを扱うことで、自社サービスの利用促進を試みています。
このキャンペーンは自社沿線のお花見スポットをユーザーにアピールすることで、自社サービス利用者の増加を狙っています。また沿線地域の活性化を図るという、地域を巻き込んだキャンペーン内容が特徴です。
これは「地域密着型キャンペーン」の模範的な事例といえるでしょう。
【お花見編】Instagramキャンペーン・PR事例まとめ
以上、『お花見をテーマにしたInstagramキャンペーン・PR事例』を2つ厳選してご紹介・解説しました。
お花見をテーマにしたInstagramキャンペーンには「桜」を取り込むことが大前提となります。そこにお花見というイベントの特性である「フォトジェニック」「お酒」といった要素を混ぜ合わせる事例が多くみられました。
またお花見をテーマにした各キャンペーンは、桜の開花期間に合わせてその開催期間を短く設定されていることが一般的です。そのためお花見をテーマにしたキャンペーンには、スピーディーな参加者獲得が求められるという点は押さえておきたいポイントです。
「お花見」をテーマにしたInstagramキャンペーンを行う際には、ぜひともこうしたことを意識しながら企画しましょう。

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