2020.01.31
【お花見編】Twitterキャンペーン・PR事例まとめ
目次
「お花見」といえば、桜を眺めながら春の訪れをお祝いする日本特有の風習です。
毎年桜の開花時期になると、全国各地でお花見やこれに伴うイベントが開かれる様子を目にすることができます。
各企業や店舗においては、この世間の盛り上がりに合わせてさまざまなキャンペーンやプロモーションを展開しています。
近年ではこれがSNS上でも行われるようになり、そこから多くの見習うべきキャンペーンやプロモーションが生まれています。とりわけTwitterはユーザー数が非常に多いことから、好例にならって実践するには絶好の場です。
そこで今回はTwitterに的を絞り、『お花見をテーマにしたTwitterキャンペーン・PR事例』をご紹介します。
ぜひとも自身でTwitterキャンペーンやプロモーションを開催する際の足がかりとしてください。
【お花見編】Twitterキャンペーン・PR事例①
お花見Twitterキャンペーン 「#花見ったー」(株式会社 ぐるなび)
お花見Twitterキャンペーン 「#花見ったー」(株式会社 ぐるなび)
参照URL:「#花見ったー」(株式会社 ぐるなび)
はじめにご紹介するのは、全国の飲食店情報を提供する「株式会社 ぐるなび」によって行われたTwitterキャンペーンです。
このキャンペーンは、自社が運営するWebサイト「ぐるなび」で組まれていた「お花見特集」内のコンテンツ「#花見ったー」と連動したものとなっています。
この「#花見ったー」は、全国の桜の名所や各お花見スポットの開花時期、お花見にぴったりの手作り料理レシピなど、お花見を最大限に楽しむための情報を紹介する内容となっています。
この「#花見ったー」に訪れる人はお花見に興味を持っているわけですから、ここにお花見にちなんだTwitterキャンペーンを組み込むことは、非常に合理的であるといえるでしょう。
このキャンペーンの参加方法は、桜の写真にハッシュタグ「#花見ったー」をつけて投稿するだけという極めて簡単なものとなっています。
プレゼント内容は「JTB旅行券 (1万円分) 」ということでしたが、注目すべきなのはその当選者数です。
実はここに本キャンペーンが自社コンテンツ「#花見ったー」と連動している秘密があります。
同コンテンツ内には”桜の木”があるのですが、Twitterキャンペーンの参加者数に応じてこれが開花していくという仕様になっているのです。
参加者数が増えていくにつれ、「つぼみ」から「五分咲き」「八分咲き」「満開」へと変化していき、これに伴って基本となる5名からその当選者数が増えていきます。そしてこれが「満開」となるとプレゼントの当選者数が最大の10名になるという内容です。
本キャンペーンの注目すべき点を要約すると以下の通りです。
簡単な参加方法
参加の条件を「指定のハッシュタグをつける」のみとすることで、キャンペーンの参加ハードルを極限まで低くすることができます。これにより、多くの参加者を獲得することができ、これが結果的に大きな宣伝効果をもたらします。
プレゼント内容
プレゼントを「JTB旅行券 1万円分」とすることで、プレゼント当選者に国内旅行を促しています。
こうした旅行には飲食店を利用した食事がつきものですが、ここで全国の飲食店情報を提供する自社サービスの利用を潜在的に促しています。
キャンペーンを自社コンテンツと連動させた自社コンテンツ内の”桜の木”を利用してプレゼントの当選数を可視化させたことは非常にユニークです。
またキャンペーンを自社コンテンツと連動させることで、キャンペーン参加と同時に自社サービスの利用をしてもらうことに期待できます。
【お花見編】Twitterキャンペーン・PR事例②
みんなで作るさくらマップキャンペーン (ルートインホテルズ)
みんなで作るさくらマップキャンペーン (ルートインホテルズ)
参照URL:みんなで作るさくらマップキャンペーン (ルートインホテルズ)
続いてご紹介するのは、全国に宿泊施設などを展開する「ルートインホテルズ」が行ったTwitterキャンペーンです。
このキャンペーンでは「お気に入りのお花見スポット」や「桜が見える隠れスポット」などをテーマに、桜が写っている写真が募集されました。
このキャンペーンの応募方法は以下の通りです。
[応募方法]
- ①「ルートインホテルズ公式Twitterアカウント」をフォロー
- ②ハッシュタグ「#みんなで作るさくらマップ」をつけて投稿
このキャンペーンの面白いポイントは、参加者たちが投稿した写真につけられた「位置情報」がカギとなるというところです。
参加者たちの投稿は位置情報から各都道府県で分けられ、これを集約して「全国のさくらマップ」が作られます。これはほかにはない非常にユニークな企画内容であるといえるでしょう。
また、充実したプレゼント内容も見逃せません。このキャンペーンでは抽選で30名に以下の賞品が贈られました。
- 「VJAギフト券 5,000円分」(5名)
- 「QUOカード 500円分」(25名)
本キャンペーンの注目すべき点を要約すると以下の通りです。
”フォロー”と”指定ハッシュタグをつけて投稿”という簡単な2つのアクションで応募となる「手軽さ」
参加者たちでひとつのもの (さくらマップ) を創りあげるという「一体感」
豪華なプレゼント内容がユーザーの「参加動機を大きくした」
本キャンペーンはこうした要素が相まって、結果的に大きな成果を上げました。
【お花見編】Twitterキャンペーン・PR事例まとめ
以上、お花見をテーマにしたTwitterキャンペーン・PR事例を2つ厳選してご紹介しました。
いまやマーケティングの重要な舞台となったSNSですが、これにそれぞれの季節のイベントを絡めることはもはやスタンダードなっています。
こうした季節のイベントをテーマにしたTwitterキャンペーンを企画する際には、そのイベントが持つ特性を的確に捉えることが重要です。
SNSマーケティングの主流ともいえるTwitterキャンペーン。これを季節のイベントをテーマにして行う際には、ぜひともその特性を意識して企画しましょう。

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