2018.09.03
アンバサダーマーケティングとは一体?特徴まとめ
目次
アンバサダーマーケティングという言葉を聞いたことはありますか?
アンバサダーマーケティングを行うことで、自社の商品をアピールできる機会を増やすことができます。
SNSが普及し、個人の誰もが自由に発信できるようになり、芸能人だけではなく一般人も影響力を持てるようになりました。
多くの企業もSNSを利用したマーケティングを行なっているのではないでしょうか。
そこで、今回はアンバサダーマーケティングの概要やインフルエンサーマーケティングとの違いなど詳しく説明していきます。
アンバサダーマーケティングの基本的な特徴とは?
アンバサダーとは直訳すると、「大使」という意味で企業や商品の熱狂的なファンやリピーターのことを指します。
そのため、アンバサダーは口コミを広めてくれる可能性が高い人になります。
例えば、ママ友の交流会やお茶会で、ある奥様が「この商品おすすめですよ」と勧めます。
そして、その話を聞いた他の奥様が、また別のコミュニティーで発信することでその商品がさらに広まっていきます。
このように個人の口コミにより、商品をより多くの人たちに使ってもらう機会を増やすことができます。
アンバサダーのポイントはその商品のことを好きかどうか?というところです。
商品が大好きな人に「これいいよ!」と楽しそうに言われたら、自分も買ってみようという気になるのではないでしょうか。
そのアンバサダーを増やしていくマーケティングのことを、アンバサダーマーケティングと言います。
アンバサダーマーケティグで成功している有名事例と言えば、ネスカフェアンバサダーです。
ネスカフェアンバサダーは、応募し選考に通過すると、コーヒーマシンが無料で職場に届きます。
コーヒーは1杯15円程度で飲むことができ、その仕組みが人気となり、たくさんの口コミが起きました。
インフルエンサーとアンバサダーは何が違う?
インフルエンサーとアンバサダーは何が違うのかと疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
インフルエンサーとアンバサダーは、商品の宣伝・拡散するという点では共通しています。
しかし、インフルエンサーはSNSのフォロワー数が多く、影響力が大きい人のことを指します。
アンバサダーのようにその商品が好きかどうかは関係なく、フォロワー数を利用して商品の認知拡大のために発信します。
そのため、インフルエンサーによる発信に関しては広告のような多くの人たちにアプローチする役割を果たすのが特徴です。
一方、アンバサダーは影響力に左右されないのが特徴で、アンバサダー本人が商品のことが好きかどうかが基準になります。
インフルエンサーやアンバサダーを起用するときは、どちらにせよ目的をしっかり決めて、どの程度影響を与えられるか戦略を立てる必要があります。
アンバサダーマーケティングをする利点とは?
インフルエンサーマーケティングをすると、どうしても広告感が人に伝わってしまうリスクがあります。
しかし、アンバサダーマーケティングは広告感が出にくいのがメリットです。
また、アンバサダーは新商品のキャンペーンやアンケートにも積極的で、反応率が非常に高いです。
このように顧客の質にこだわれるので、効果的にマーケティングを行うことができます。
人はどうしても売られていると感じると、拒絶反応を起こしてしまいます。
アンバサダーの発信は、自然体で自分の好きな商品を勧めているだけなので、話を聞いた人も怪しいと思うことも少ないのではないでしょうか。
アンバサダーマーケティングをする方法は?
具体的にアンバサダーマーケティングをする方法を説明します。
まず、自社の商品を提供するためにアンバサダーの募集・選定をします。
次に、その集まったユーザーに対してイベントを開催し、商品の提供をして実際に使ってもらいます。
そのあとアンバサダーにブログやSNSを通じて、感想や意見を投稿してもらいます。
感想はネガティブな意見も含めて投稿してもらうので、商品の改善点を見つけることも可能です。
また、アンバサダーマーケティングを行ううえで重要になってくるのは、どうやって自社の商品を応援してもらえるかを考えることです。
アンバサダーはその商品を好きという気持ちから、応援したいという気持ちが芽生えるわけではありません。
しっかりとそこは応援してもらうためや口コミを広げてもらうための戦略を立てる必要があります。
例えば、いつも同じ化粧品を購入している顧客は、おそらくその商品が好きだから買うのでしょう。
しかし、それだけでは企業と顧客との関係性はモノを販売し、モノを購入するだけの関係性に留まってしまいます。
アンバサダーマーケティングで成功するためには、違う視点から顧客にアプローチし、良好な関係性を築けるかが重要になります。
アイドルは「なかなか会えない」というのが当たり前だった時がありました。今では握手会を開催し、「会いにいけるアイドル」として、よりファンが応援し続けられる環境を構築しています。
それと同じような視点で企業はアイデアを考えることができるかがポイントになってくるでしょう。
例えば、アンバサダーに参加してもらうイベントで、商品の開発の裏側といった要素を提供することも信頼関係を築くための戦略です。
アンバサダーマーケティングを行う企業は、ただイベントを開催するのではなく、しっかり考えていかに顧客と信頼関係を築くかを意識する必要があると言えます。
まずは商品を買ってくれた既存の顧客のことを考えられるかが大切です。
アンバサダーマーケティングを検討してみて!
商品を宣伝するうえで、影響力が大きいインフルエンサーマーケティングという手を取る企業は少なくありません。
しかし、アンバサダーを頼ることも効果的なマーケティングの一つです。
また、アンバサダーマーケティングは成功すれば顧客と良い関係性を築くことができます。
そのため、アンバサダーから率直な意見を企業は受けることもでき、新しいアイデアを生み出せるかもしれません。
インフルエンサーマーケティングのように、一人一人の影響力は小さく、スピード感はないかもしれません。
しかし、アンバサダーマーケティングは顧客に対して息の長いビジネスを成功させることができる可能性が高いです。
企業は直接顧客にアプローチするのではなく、既存顧客にいかに動いてもらうかが重要です。
ぜひ、集客を狙っていくなら、アンバサダーマーケティグの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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