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2020.02.06

【グルメ・飲食業界】SNS活用事例

企業や店舗において、自社のサービスや商品のブランディングは業界の厳しい競争を勝ち抜くために非常に重要なものです。

SNSが世界的に定着した現在、これを絶好のプロモーションの場として世界中が注目しています。そのため日本の企業はもちろんですが、海外企業の多くは公式アカウントを開設し、各SNS上で効果的なプロモーションを展開しています。

今回は数あるSNSの中でも人気の高いInstagramをテーマに、グルメ・飲食業界のInstagram活用事例を海外のケースを交えながらご紹介します。

同業界で事業を営んでいる方は、ぜひともこれを自身のプロモーション企画に役立ててください。

【グルメ・飲食業界】SNS活用事例①
【国内】ビブリオテーク (bibliothēque)

参照URL:【国内】ビブリオテーク (bibliothēque)

はじめにご紹介するのは、パンケーキで有名な飲食店「ビブリオテーク」のInstagramプロモーション事例です。

このとき同店が開催したキャンペーンは、

指定ハッシュタグ「#ビブリオテーク」を付けて自店のパンケーキ写真を投稿すると、100円OFFの特典が受けられる

という極めてシンプルな内容でした。

会計時に100円OFFという特典がすぐに受けられることで、ユーザーもキャンペーン参加に対して積極的になります。店舗においても、来店客がInstagramキャンペーンに参加してくれたことを肌で感じられるので、従業員のモチベーションアップにも繋がります。

こうしたキャンペーン形式は、来店したInstagramユーザーに自社名のハッシュタグと自社商品を拡散してもらうことで、自社のブランディングを高めることに期待ができます。

この事例のようなキャンペーンは、飲食店が行うものとしてはオーソドックスな手法ですので、自社アカウントのフォロワー数が少ない場合にとても有効です。ぜひとも覚えておきましょう。

【グルメ・飲食業界】SNS活用事例②
【海外】スターバックス (Starbucks)

参照URL:【国内】ビブリオテーク (bibliothēque)

続いてご紹介するのは、世界規模で展開するコーヒーチェーン店「スターバックス」によるSNS活用事例です。これはアメリカで開催されたInstagramキャンペーンとなります。

このキャンペーンは「ホワイトカップ・コンテスト」と題され、同社の白いプラスチックカップにオリジナルのデザインを書き込み、それを写真撮影して投稿してもらうというコンテスト形式のキャンペーンでした。応募条件として、投稿の際には指定ハッシュタグ「#WhiteCupContest」を付けることが定められていました。

このキャンペーンで優勝したデザインを基にしたカップは、アメリカはもとより日本でも発売。これが後にプレミア化するなど、結果的にこのキャンペーンは世界中で大きな反響を呼びました。

この事例では大手コーヒーチェーンであるスターバックスが展開しましたが、これは小規模の店舗にもおすすめしたいブランディングを目的としたキャンペーン手法です。

【グルメ・飲食業界】SNS活用事例③
【海外】マクドナルド (McDonald’s)

参照URL:【海外】マクドナルド (McDonald’s)

最後にご紹介するのは、世界的に有名なハンバーガーチェーン「マクドナルド」のInstagramプロモーション事例です。

同社のInstagram公式アカウントで最もアイデアの光るところは、投稿された宣伝動画(CM)です。

同社では、Instagramのサービス開始当初は10秒以上の比較的長めの動画を投稿していましたが、その後は5秒程度のごく短い動画の投稿にシフトしました。

この目的はタイムライン上での見やすさを重視した結果であると考えられ、実際にこうした動画投稿には、ユーザーから得た多くのリアクションが確認できます。

多くの投稿でひしめくタイムライン上、そこで埋もれることのないインパクトのある動画はとても印象的です。

同社はInstagram向けの短い動画制作が非常に巧みであることが、Instagramでプロモーションを展開する上で大きな強みとなっています。これを証明するように、同社があるとき投稿したストーリー仕立ての動画が多くのユーザーの心を掴み、大きなプロモーション効果を生みました。
その後も、こうしたストーリー仕立ての動画は何本も投稿され、現在では同社のInstagramプロモーションのスタイルとして確立しています。

この事例での押さえておくべきポイントは、タイムラインを強く意識した動画制作アイデアです。
動画を投稿する上で工夫すべき点は「タイムライン上でも見やすい動画の尺」、「短時間でもユーザーの興味心を引き出す内容」、これらを兼ね備えたものはタイムライン上でも生きる動画となります。

Instagramのプロモーションには動画投稿は有効手段ですから、その動画制作にはInstagramの性質や機能と上手くマッチングさせることが重要です。

【グルメ・飲食業界】SNS活用事例まとめ

以上、Instagramをテーマに、国内・海外と合わせて「グルメ・飲食業界」のSNS活用事例をご紹介しました。

こうした日本と海外の事例を比べると、やはり海外はキャンペーンのインセンティブやプロモーションのスケールが大きいという印象を受けざるを得ません。

これは国内企業のSNSマーケティングが引けを取っているということではなく、国内・海外それぞれの”らしさ”を活かしたプロモーションを展開することが大切であるということです。

今回ご紹介した事例を真似するのではなく、あくまで参考として捉え、自社の色や強みを押し出したプロモーションを企画しましょう。

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【グルメ・飲食業界】SNS活用事例
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