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2018.09.07

Instgramのアクセス解析ができる!インサイトとは一体?

ここ最近、新聞やテレビなどのメディアでも「インスタグラム」あるいは「インスタ映え」という言葉をよく目にするようになりました。
多くの報道において、インスタグラムは若い人たちに人気がある写真共有SNSだという風に紹介されているようです。

しかし、インスタグラムの機能自体は必ずしも、個人間のプライベートなやり取りにのみ向けられたものではありません。
インスタグラムにはアクセス解析のためにインサイトという機能が備わっています。インサイトとはどのようなものなのか、詳しく解説します。

インスタグラムのインサイトの主な特徴とは?

インサイトは、無料で利用できるインスタグラム用のアクセス解析ツールです。
ビジネスプロフィールのアカウントを使用している場合にのみ、使用できます。

ビジネスプロフィールとはビジネス向けのインスタグラムアカウントのことです。
インスタグラムのアカウントを自分のFacebookのページとリンクさせた上で、住所やメールアドレスなどの登録を行うとビジネスプロフィールを作成することができます。

インサイトは現在のところ、アプリ版のみ提供されていてWeb版のインスタグラムからは使用することができません。
インサイトを使用することで、色々な情報を確認することができます。

例えば、フォロワーの情報や投稿のインプレッションやリーチに関する数値といったものです。
インサイトで確認できる項目については、後述します。
インサイトによるアクセス解析は投稿ごとに行えます。自分が投稿した画像の下にある「インサイトを見る」を押すと、インサイトを閲覧することができます。

インスタグラムのインサイトで確認できる項目

インサイトで確認できる情報は多岐にわたります。

そのため、ここではインサイトで確認できる項目のうち、インプレッション、リーチ、プロフィールビュー、Webクリックという4つの主要なデータ、及びフォロワーについての情報について紹介します。
インプレッションとは、自分の投稿が他のユーザーにホーム画面で見られたのか、ハッシュタグを経由して見られたのかなどの情報です。

すなわちインプレッションを確認することで、自分の投稿がどのような経路をたどって他の人に見られたのか、というデータを確認することができます。
リーチとは、自分の投稿を見たアカウントのユニーク数を指します。これは、自分の投稿をどれくらいのユーザーが見たかというデータになります。

ここでいう「ユニーク」とは「重複のない」という旨であるので、一人のユーザーが複数回自分の投稿を閲覧した場合もアクセス数は1回のみとカウントされます。
プロフィールビューは、自分のプロフィールを他のユーザーが閲覧した回数を表します。
プロフィールビューはユニークアクセスではなくページビューでカウントされています。

そのため、リーチ数とは違い一人のユーザーが複数回自分のプロフィールを閲覧した場合、その回数がそのままプロフィールビューに反映されます。
Webクリックはウェブサイトクリックとも呼ばれます。自分のプロフィールに記載されたURLが、どのくらいクリックされたかの回数のことです。

インサイトでは、上記のような自分の投稿がどのように見られているかなどを示すアクセス自体の解析に加え、自分のフォロワーについての情報も知ることができます。
この情報には自分のフォロワー数の他に、フォロワーの年齢、性別、写真を撮った場所の割合というような統計データまで含まれます。

さらには、時間や曜日ごとのフォロワーの平均数なども表示されます。
これらの情報やデータなどは、インサイトで確認できるものの一部であり、他にも様々な情報をインサイトで手に入れることができます。

インスタグラムでインサイトを利用するときの注意点

自分の投稿などについて、多様にアクセス解析を行うことができるインサイトですが、利用する際には注意しなければならないこともいくつかあります。
まずは、インサイトはパソコンでは利用できないことです。

これは、先にも述べたように、インサイトはスマートフォンアプリ版インスタグラムにおいてのみ利用できることに起因します。
ビジネスにおいては、データの管理などを主にパソコンを使って行う場合も多いと考えられます。

しかし、インサイトはパソコンに対応していないので、パソコンでそのデータの管理を行いたい場合はスマートフォンでインサイトを見ながら、そのデータをパソコン上に入力するなどの作業が必要となります。
次に、インサイトのデータはダウンロードできないことにも注意が必要です。
アクセス解析ツールによっては、解析したデータをExcelなどの形式でダウンロードできる場合があります。

しかし、インサイトはデータのダウンロードにも対応しておらず、あくまでアプリ上で見ることしかできない仕様となっています。
そのため、例えばアクセス数の一週間ごとの推移などを記録したい場合は、一週間ごとにアプリを見て自分で記録をする必要があります。
このようにインサイトでアクセス解析を行うと、データの管理という点においては自分で作業しないといけない部分があるなど、多少の手間を要します。

ビジネスに役立つアナリティクス機能とは?

ここまで、インサイトを使ってインスタグラムのアクセス解析を行う方法やインサイトの特徴などを解説してきました。
そのようなアクセス解析で得られた情報はビジネスと結びつけることができます。
インサイトのアナリティクス機能により、自分のインスタグラムアカウントを訪れた人の詳しいデータをチェックすることができます。

ここで得られるデータは先にも少し触れた、ユーザーの年齢層・性別・地域などの情報を含めたデータなどです。
これらのデータは自社の商品などに対して、どのような属性のユーザーが興味や関心を持っているかなどを把握するための助けとなりえます。

また、インサイトではインプレッションやリーチなどのポスト分析も行うことができます。
これにより、例えば自分のアカウントにアクセスしたユーザーのうち、どれくらいのユーザーがさらに興味を持って自社のURLをクリックしたかなども分かります。
このような情報は、自社の広告がどの程度ユーザーに響いているかなどを知る手がかりになるでしょう。

このようにインサイトのアナリティクス機能は、Web上でマーケティングを行う際の強力なツールとなる可能性が十分にあります。

アクセス解析に応じた投稿を意識してみよう!

以上で解説したように、インスタグラムにはインサイトと言う有用なアクセス解析ツールが備わっています。
アクセス解析によって、どんな層のユーザーがいるのか、どんな投稿なら「いいね!」をもらいやすいのかが分かるようになります。
アクセス解析を利用し自分の投稿に対してどのような反響があるかなどを分析しながら、より注目を集められるような投稿をしてみてはいかがでしょうか。

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