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2019.11.25

Instagram運用の重要なポイント!エンゲージメント率を上げる方法

私たちが普段使用しているSNSは、今日では企業やブランドのマーケティングにおいても欠かすことができないツールとなっています。中でも、多くの企業が運用に力を注いでいるSNSがInstagramです。

マーケティングツールとして活用されるInstagramでは、かつて「フォロワー数が何よりも大切な指標だった」時代は終わり、現在では、いいね!やコメントなどをつけてくれる、「積極的なフォロワーをどれだけ持っているか」がより重視されています。
そこで今回は、Instagramを運用する際に重要なポイントとなる「エンゲージメント率」を向上する方法について紹介していきます。

Instagram運用で大切な指標・エンゲージメントとは?

エンゲージメント(engagement)は英語から直訳すると「契約」や「従事」といった意味を表します。マーケティングにおいては、企業やブランドとそのファン、フォロワーとの「つながり」のことを指していて、フォロワーとの関係性の深さを意味しています。

「つながり」について言及する際は、単純にフォローされている、フォローしているという関係だけにはとどまりません。Instagram やFacebookにおける「いいね!」、Twitter上の「リツイート」など、ユーザー側からの具体的な反応であるリアクションやコメントをどれだけ得られているかが重要です。

そして、エンゲージメント率とは、SNS上の一つの投稿に対しユーザーがコメントや「いいね!」といったアクションを行った割合のことを指しています。以下では、そのエンゲージメント率を向上させる方法についてまとめています。

Instagram運用のエンゲージメント率を上げる方法!

エンゲージメントはInstagramを運用する上でとても重要な指標の一つになります。
では、実際にInstagramのエンゲージメント率を上げるにはどんなことをすればいいのでしょうか?
以下ではエンゲージメント率を上げるための方法を4つ紹介していきます。

1.フォロワーとの連帯感を深める

Instagramのストーリー機能や投票機能などを活用し、フォロワーの要望や意見を募ることで、アカウントとの連帯感を深めましょう。
「こんなイベントを企画中!興味ある方はぜひ連絡してください」「どんなイベントに参加してみたいですか?」など、さまざまな質問を積極的にフォロワーに投げかけることで、できる限り多くの声を集めます。
そうすることで、フォロワーも自分たちの意見が企業やブランドのイベントや製品に反映されていると感じやすくなるため、自社に対する愛着を一層深めてくれるきっかけの一つになります。

2.コミュニケーションをとる

現実世界と同じように、SNSを通じて良好な人間関係を作るためにはコミュニケーションが大切です。SNS上では、コメント欄をはじめ特定の箇所でしかフォロワーとのコミュケーションをとることができないため、言葉遣いの丁寧さや絵文字の有無、返信のスピードなどがそのアカウントの印象を決める大きな要因となります。
コメントへの返信が雑になり、絵文字をふんだんに使っているフォロワーのコメントに対して文字だけで返信をしてしまっている状態では、SNS上で良い人間関係を築くことは困難です。

常に丁寧な言葉遣いを意識するとともに、絵文字も活用しながらスピーディーな返信を心がけましょう。

フォロワーにコミュニケーションを促すためには、投稿に対してフォロワーが反応やコメントをしやすいように、「おすすめを教えてください!」や「意見募集中!」などの文言を書き加えるといった工夫もおすすめです。

3.差別化をする

「差別化」についてはSNS運用全般に言えることですが、SNSのアカウントに独自のアイデンティティを持たせることがとても大切です。情報をどのような視点から発信するかなど、ファンや読者にとっての価値を確立し、他のアカウントとの存在意義を差別化することで、発信内容が不透明な内容よりも愛着が湧きやすくなります。

4.情報を提供する

投稿を通じて情報を発信する際は、情報を出し惜しみせず、できる限りたくさんの情報をユーザーに提供するように心がけましょう。
そうすることで、フォロワーやファンからより大きな反応を期待することができ、結果的にエンゲージメント率の向上につながります。
特に、運用を始めて間もない時期は、意識的に多くの情報を提供しましょう。

Instagram運用の重要なポイントまとめ

エンゲージメント率は、アカウントとフォロワー、閲覧者との関係性の良好さを測ることができる指標でもありますが、同時にアカウントが持っている「影響力」と解釈することもできます。例えば、フォロワーが10万いてもエンゲージメント率がたった1%しかないアカウントと、フォロワーが5万人でもエンゲージメント率が10%もあるアカウントを比べた場合、実際により多くの人々にアプローチできるのは後者です。

近年では、金銭によってSNSのフォロワー数を増加させる方法が広く認知されていることもあり、アカウントは保持されているものの、長期間にわたってアクティビティが確認できないユーザーも増えてきています。そのため、これまでのようにフォロワー数のみでアカウントの価値を計ることは難しくなりました。

Instagramを活用したマーケティングにおいても、現在もっとも大切に考えるべき指標は、フォロワー数ではなくエンゲージメント率です。SNSの運用を担当している方や、より効果的な施策を検討している方は、フォロワー数だけではなく、ぜひエンゲージメント率にも注目してみてください。

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