2018.11.30
気になるインスタグラマーの動向!日本はどうなの?
目次
2010年にアメリカでサービスが始まった写真や動画の共有アプリInstagramは、年々世界中で人気が高まるばかりで、2018年6月現在の月間アクティブユーザーは10億人に達しています。そんなInstagramの人気を牽引する理由の一つが、インスタグラマーの存在です。インスタグラマーとは、Instagramの利用者の中で、フォロワーを多数獲得しているような人のことを指します。そのため、現在の日本のインスタグラマーの実情を知ることは企業のマーケティング戦略にも役立つものといえるでしょう。インスタグラマーとは何か、どのようにインスタグラマーと関わっていけばよいのかを紹介します。
Instagramは全世界で人気があるSNS!日本での人気は?
2018年6月現在、Instagramのユーザー数は全世界で10億人を超えています。日本での人気も例外ではありません。日本では毎年、Instagramのユーザー数が数百万人単位で増加しており、さらにその増加スピードは年々加速しています。Instagramを運営するFacebookの日本法人が2018年11月に発表した資料によると、Instagramの日本での国内月間アクティブユーザー数は2,900万人以上となっています。このような状況があるため、多くの企業がInstagramを利用者数の多いSNSとして注目し、マーケティング戦略への活用を目指しています。
インスタグラマーとは?有名人だけじゃない!?
このように大変人気のあるInstagramですが、その利用者の中には、インスタグラマーと呼ばれる人たちがいます。既に少し触れましたが、インスタグラマーとは、多大な閲覧数やフォロワー数を擁しており、主にInstagram上で大きな影響力を持つInstagramユーザーのことを言います。
海外、日本を問わず多くの有名人や芸能人がInstagramを使用していることはよく知られています。確かに、そのような人たちのフォロワー数や閲覧数は多いです。しかし、だからといってインスタグラマー自体は有名人などに限定されるものではありません。一般の人にもインスタグラマーと呼ばれる人が多くいることが、Instagramの特徴の一つです
一般人のインスタグラマーも多い!特徴は?
一般人であるのにも関わらず、フォロワー数や閲覧数をたくさん得ているインスタグラマーにはいくつかの共通する特徴があります。そのような人たちの投稿内容に共通していることの一つが、みんなが素敵と思える写真を投稿していることです。具体的に言うと、なかなか簡単には見られない風景や料理といった非日常的な写真が多くアップロードされています。
綺麗な夕日であったり、
海外の都市であったり、
ご馳走、あるいは変わった料理であったり
と普通に生活していては、なかなか出会えない光景を映した写真が人気を集めているようです。
他には、共感を得るような投稿が多いということも特徴に挙げられます。芸能人のInstagramの写真には、その芸能人本人が写っていることが多いです。このような写真をみた時には、綺麗にその本人が写っていることもあり、遠い世界の芸能人の自撮り写真のように感じることも多いのではないでしょうか。
そのような芸能人の投稿に比べて、一般人のインスタグラマーによって投稿された写真では、本人を含めた人物が写っていることはそれほど多くはありません。その代わり、風景や料理、あるいはペットなどその写真を見た人の身近にあるものが被写体であることが多いです。
身近にあるものは共感を得やすいものであり、一般人のインスタグラマーはそのような共感を得られる写真を投稿することで人気を集めていると言えます。
これらのことを改めて総合すると、一般人のインスタグラマーの写真には、身近なものでありながらも非日常さを感じさせる要素が含まれていることがわかります。
アカウント開設の企業が増えている日本!マーケティング戦略へ
Instagramの人気が増加するに伴って、Instagramに注目する企業もだんだんと増えています。近年はFacebookやTwitter、LINEと言ったSNSのアカウントを取得する企業が多くなっていますが、そのようなSNSにInstagramも含まれ始めています。Instagramは写真の共有に特化したアプリであるので、そこで企業の製品の写真を上手に発信することができればよい宣伝になるためです。その特徴を考えると、Instagramで企業のアカウントを取得するには向き不向きがありそうです。Instagramでマーケティングを行うことに向いている企業の特徴としては、写真から特徴や良さを直感的に伝えられる商品・サービスを扱っていることが挙げられます。
例えば、
衣料品や
食べ物、
日用品といった
ビジュアルでその商品の概要が伝わり、かつユーザーの身近にあるものです。
逆に言えば、ビジュアルでその商品を端的に伝えきれない場合は、Instagramを使ったマーケティングは難しいかもしれません。
金融商品やソフトウェアなど見た目がそもそもなかったり、見た目ではなく内容が非常に重要であったりする商品は、Instagramでの宣伝にはあまり向いていないでしょう。
また、企業がアカウントを直接取得することのほかに、インスタグラマーをマーケティングに結びつけるという方法もあります。これはインフルエンサーマーケティングと呼ばれるやり方です。詳しく説明すると、フォロワー数や閲覧数が多く発信力の高いインスタグラマーに自社の商品を提供して、その商品を使っている様子や感想をInstagram上で公開してもらうというのが一般的な流れになります。インスタグラマーがその莫大なフォロワーに直接口コミを届けるようなものなので、強力なマーケティング効果を期待できます。一方で、ステルスマーケティング(いわゆるサクラ)に対する批判も近年は高まっているため、実際にインフルエンサーマーケティングを展開する場合は慎重な運用が求められます。
このようにInstagramを使ったマーケティングの可能性は、Instagramユーザー数が増加するとともに高まっていると言えるでしょう。
企業はInstagramでフォロワーアップを目指している!
このように、Instagramをマーケティングの一つとして活用することは、販路を拡大するための有効な手段となりえます。その際には、フォロワー数を伸ばし自社のファンを増やせるかどうかが成否の鍵を握ります。投稿する写真のみならず、説明文や投稿のタイミングなど工夫する余地は多様にあります。しかしまずは、この記事で紹介したポイントを押さえてInstagramを利用することから始めてはいかがでしょうか。

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