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2020.01.28

【夏休み編】Twitterキャンペーン・PR事例まとめ

「夏休み」といえば長期休暇ということで、お子さまだけでなく大人も開放的になるシーンです。

サラリーマンなどの方々においては、この夏の時期にはボーナスの支給があります。こうしたことから、夏休みシーズンには大きな消費が期待できます。

そのため企業や店舗においては、この夏休みシーズンに合わせてさまざまなマーケティング活動を行います。その中でもとりわけ目立つのは、Twitterを活用したキャンペーンやプロモーションです。

そこで今回は、かつて夏休みシーズンに行われたTwitterキャンペーン・PR事例をご紹介したいと思います。

毎年訪れる夏休みシーズン。これに合わせてTwitterキャンペーンやプロモーションを開催したいという方は、ぜひとも本記事を参考にしてください。

【夏休み編】Twitterキャンペーン・PR事例①
「世界のKitchenから ソルティライチ」 プレゼントキャンペーン (キリンホールディングス株式会社)

はじめにご紹介するのは、「キリンホールディングス株式会社」が行ったTwitterキャンペーンです。

これは同社の夏の主力商品「世界のKitchenから ソルティライチ」のプロモーションとして行われました。

このキャンペーンの開催期間は2019年6月18日~6月30日ということで、Twitter上で行われるものとしては比較的短い期間での開催といえます。

また本キャンペーンは6月後半から開催されたということで、夏休みとは関係ないようにも思われるかもしれません。しかしこの時期から対象商品をアピールしておくことで、ちょうど夏休みシーズンにこれを想起させ、消費を促すという狙いがあるのです。

このキャンペーンは、以下の内容で行われました。

[応募方法]

  • ①「世界のKitchenから」公式Twitterアカウントをフォロー
  • ②ハッシュタグ「#おいしく熱中症対策」をつけてキャンペーンツイートをリツイート

上記のように、これはTwitterキャンペーンの定番である「フォロー&リツイートキャンペーン」形式で行われました。

このキャンペーンでは、応募者の中から抽選で100名に「ソルティライチ 500ml」1ケース (24本) がプレゼントされるということで、そのボリューム感のあるプレゼント内容から当時注目を集めました。

「ソルティライチ」が持つ「夏」のイメージと、指定ハッシュタグのフレーズ「熱中症対策」との相乗効果により、夏休みシーズン (7~8月) における同商品の販売数は劇的に伸びました。

このキャンペーンの注目すべきポイントは以下の通りです。

  • ①プロモーションを仕掛けるタイミング
  • ②夏における消費者のニーズを的確に捉えたこと
  • ③ハッシュタグの使い方

これらが卓越していたことで、同時期に行われていた他のTwitterキャンペーンに埋もれることなく、大きな成果を収めました。

【夏休み編】Twitterキャンペーン・PR事例①
「I’m @ ケンタッキー」夏休み限定キャンペーン (日本KFCホールディングス株式会社)

続いてご紹介するのは、「日本KFCホールディングス株式会社」によって行われたTwitterキャンペーンです。

一般にTwitterキャンペーンというと、「フォロー&リツイートキャンペーン」が大多数となりますが、本キャンペーンはその企画内容が他と大きく異なります。

まずこのキャンペーンに参加するためには、「I’m @ ケンタッキー*」の利用が前提となります。

※「I’m @ ケンタッキー」とは、ケンタッキー独自の来店ポイント「sogoodポイント」を貯めたり、これをクーポンに交換するための専用Webサービスです。

[参加方法]

  • ①ケンタッキーの店舗に来店
  • ②「I’m @ ケンタッキー」にアクセスしてTwitterアカウントでログイン
  • ③同サービス内で「チェックイン」する
  • ④チェックイン後、サービス内コンテンツにて「宝箱」を探す

このキャンペーンでは、コンテンツ内で探し出した「宝箱」が当たりなら、ケンタッキーをはじめローソンやゲオなどでも利用可能な「Pontaポイント (最大2,000ポイント) 」がプレゼントされました。

これに加え、期間中に20回以上チェックイン ( = 20回以上来店) した人の中から抽選で1組 (10名まで) が「ケンタで大豪遊 (店内全メニュー3時間食べ放題・飲み放題) 」に招待ということで、非常に豪華なプレゼント内容でした。

このキャンペーンの注目すべきポイントは以下の通りです。

自店舗に関係するプレゼント内容

プレゼント内容を自店舗で利用できるものに設定することで、後の利用に繋げている

来店を前提としたキャンペーン参加条件

キャンペーンの参加条件を「来店」とすることで、期間中に進行形でキャンペーンの効果を得ることができる

お子さまウケするゲーム性の高い抽選内容

抽選方式をゲームライクな「宝探し」にすることで、お子さまの興味を刺激してキャンペーンへの参加を促している

これはこうした形式のTwitterキャンペーンの中では、非常に参考になる成功例です。

ご覧の通り少々複雑な参加方法となっているため、キャンペーンへの参加ハードルが高いことは否めません。とはいえ、ターゲットとしていた夏休みのファミリー層を見事に獲得したこと、これは本事例での特筆すべき点です。

【夏休み編】Twitterキャンペーン・PR事例まとめ

以上、これまで夏休みシーズンに行われたTwitterキャンペーン・PR事例をご紹介しました。

今回ご紹介した2つの事例は、夏休みシーズンのニーズや狙うべきターゲット層を的確に捉えたものでした。

こうしたイベントに絡めたTwitterキャンペーンやプロモーションを行う際には、イベントごとの特性をしっかりと見極めることが重要です。

自身でのTwitterキャンペーン・プロモーションを検討している方は、ぜひとも今回ご紹介した事例を参考にしてください。

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