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2020.04.15

Youtuberに商品・サービスの宣伝を依頼する3つの方法と注意点

​あなたが企業のマーケターに選ばれたとして、自社製品を宣伝することを考えた場合どういった手法を思いつきますでしょうか。

通常、CMがまず頭に浮かぶかもしれませんが、CMの製作費用は、依頼する芸能人や製作に当てる複雑さにもよりますが、東京キー局のたった15秒間で最低でも145万円はかかると言われています。

ラクスル株式会社HP参照:https://liskul.com/tvcm-cost-29170

しかし、製品の細かい説明をしたいとおもったとき15秒ではちょっと物足りないですよね。

かといって自社製品の説明に1時間などの時間を割るのはちょっと非効率的です。

おそらく5分や10分程度の時間が適切な時間ではないでしょうか。

そこで現在注目を浴びているのがYoutubeです。これなら詳しく説明できる時間があります。

でも実際Youtube動画に出演してくれるYoutuberへ依頼する方法をご存知でしょうか。

あまりになじみがないので想像もできませんよね。

​今回は人気Youtuberに依頼する3つの方法と注意点をご紹介したいと思います。

Youtuberに宣伝依頼するためのコンタクトを取る3つの方法

  • ①キャスティング事務所に依頼する
  • ②広告代理店に依頼する
  • ③直接Youtuberに依頼する

それぞれメリットとデメリットがあるので以下にまとめておきます。

キャスティング事務所に依頼する

​Youtuberと言えど、どこにも所属していないわけではありません。

例えば、業界最大手のYoutuber事務所で言えば「UUUM」ですが、こちらの場合HIKAKINやはじめしゃちょーなどのチャンネル登録者数800万名級のYoutuberが所属しています。

こういった事務所に所属する最大のメリットは、企業案件が事務所にまず入ってきて、そこらYoutuberに依頼されるため、Youtuberにとってみれば、企業との折衝を行う必要がなく何かと便利です。

​依頼者にとっても、連絡がつきにくいYoutuberの方よりは、事務所の方とスケジュールのやり取りをしたほうがスムーズに計画を練ることができますし、どういったYoutuberを選べばよいのか、Youtuberを知り尽くした事務所の方が選んでくれるので、適切な方を選んでくれるというメリットがあります。

Youtube自体のことも詳しいので、ステルスマーケティング対策や、効果分析なども行ってくれます。

コスト面では、依頼者にとって見れば、所属事務所を通すため、その分の手数料でコスト高となってしまいます。

広告代理店に依頼する

実は広告代理店の中には、Youtuberを起用してくれる会社もあります。

こちらへ依頼を行う場合、スケジュール管理はもちろんのこと、企画のアイデアを練ってくれたり、工程管理を行ってくれたりと、依頼者にとって見ればもっとも手間暇かからず動画を作成できることでしょう。

あらゆる広告に関するハウツー情報を持っているので、効果は信頼できます。

しかし、広告代理店に依頼した場合、そこからさらにキャスティング事務所を通ってYoutuberへ依頼が回る可能性があるため、2回手数料が発生してしまい3つの方法の中でもっともコストが高いです。

直接Youtuberに依頼する

​広告代理店も、キャスティング事務所も通さず依頼を行うのはもちろん直接Youtuberに依頼することです。

Youtuberによっては、動画の説明部分の中に「お仕事の相談はこちらから」といった文章があり、そこにメールアドレス等の連絡方法が載っていることがあります。

そこを通じて依頼をできます。

​もちろん、事務所のコストはこの場合かからないので今までの方法の中でもっともコストが安いのですが、直接依頼する場合は、注意点がいくつかあります。

Youtuberに依頼するためにやり取りを行ううえで注意する点

直接Youtuberとやり取りを行って自社製品の宣伝をしようと思った場合、以下のような手間が発生します。

  • ①スケジュール管理
  • ②工程管理
  • ③ステルスマーケティング防止対策
  • ④Youtuberとの打ち合わせ
  • ⑤Youtube規約の確認

​人気Youtuberは撮影や編集などでタレント並みに忙しいので、いつでも連絡が取れるわけではありません。

その点事務所などを通す場合スケジュールなどを把握しているので、スケジュール管理も工程管理もまだやりやすいです。

特に大変なのはステルスマーケティング防止対策です。

ステルスマーケティングとは、視聴者に気づかれないように特定の製品などの宣伝を行うことを言います。

最近の事例で言えば、2019年の12月頃、ウォルト・ディズニー・ジャパンが「アナと雪の女王2」で7人の漫画家に映画の感想を書いてもらい、報酬を払ってその感想をツイッターで公開し、批判されたことがある。

このときの失敗はマーケティングであったにもかかわらず、マーケティング施策を表すハッシュタグの表記がなされていなかったことで起きています。

視聴者の目は敏感なので、絶対にステルスマーケティングを行わないように気をつけて動画を作らなければなりません。

Youtuberに宣伝依頼する際のまとめ

​これまで人気Youtuberに依頼する方法と注意点について記事にいたしましたがいかがでしたでしょうか。

人気Youtuberは大変忙しいので多少コストがかかってもキャスティング事務所などを通して依頼したしたほうが無難かと思います。

早く動画を作りたくてもスケジュールが合わなくてスムーズに行かない可能性が高いです。

多少コストがかかるとしてもステルスマーケティング対策がうまくできず、炎上してしまったらそれこそカスタマーサポートにかかるコストが増大してしまうかもしれません。

​その点十分に理解して、3つの方法から検討をお願い致します。

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